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『からくりサーカス』鳴しろSS置き場です。
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舞台設定、人物設定、その他もろもろ完全創作です。







Can you celebrate?

a sequel to the story of "inochi mijikashi koiseyo masurao!".

part 2-2. post-party party.







落ち着いた雰囲気のレストランバーに犇き合う男女。
間もなく始まる立食形式の、鳴海としろがねの前途を祝う二次会、という名のどんちゃん騒ぎの場。
「立食は落ち着いて食えないから嫌だ」と鳴海が言うので本来はテーブル席で行う予定だったのだけれど、主役の人徳か人望か、会場の椅子の数を軽く凌駕する人数の出席が確認されたために急遽、立食パーティーになってしまった次第。


ざわざわと賑やかな会場にはまだ主役ふたりは到着してはおらず、出席者は適当なテーブルや壁周りにびっしりと置かれた椅子で適当に時間を潰している。ふたりが所属していたゼミの後輩組はニ次会から合流、件の勝と平馬もそれぞれ自分の彼女を同伴して参加していた。
「鳴海先輩たち遅ぇなぁ。15分オーバーだぜ?」
「さっき先輩に訊いたら鳴海先輩、披露宴で酒を飲まされ過ぎて潰れたんだって。それでじゃない?」
「復活できてねぇのかよ?先輩、酒はからっきしだったもんなぁ」
勝と平馬が手持ち無沙汰に話していると、そこにリーゼと涼子が戻ってきた。
「どこ行ってたの?」
「勝サン、表に貼ってあった式の写真見まシタ?しろがねさん、すごく素敵デシタ~!」
「いいなぁ。私もあんなのが着たい」
リーゼと涼子はきゃいきゃいと専らその話で持ちきりだ。
リーゼと涼子は勝たちと同ゼミではないけれど、何度か一緒に鳴海宅での飲み会にくっついて行ったこともあり、ふたりとは顔見知りの仲だ。どうもしろがねに『女としての憧れ』、のようなものを抱いているらしい。勝たちが鳴海を男として尊敬するようなものなのかもしれない。


「ねぇ、へーま、私もしろがねさんみたいなドレスが着たいな~。どう?私にも似合うと思わない?」
涼子が平馬から言質を取ろうとする。
暗に『私も早く結婚したい』と言われているような気がして平馬は早いとこ話題を他のモノに変えないと、と思った。そりゃ、確かに涼子のことは好きだけれどまだ大学生だし、来年から社会人の仲間入りで未だ見ぬ『仕事』ってものにも展望があるし、そうでなくても鳴海のように社会人一年目も終わってないのに結婚を決意できるだけの潔さは持ち合わせていない。
はっきり言って、晩婚化が主流になっている昨今、鳴海みたいなのはレアなのだ。
「ねぇったら。平馬、答えてよ?」
モデルが違うと同じ服も別物に見えたりしねぇか、何てことも頭に浮かんだけれど、それを言ったら大喧嘩に発展すること間違いなしだ。
「勝サンはどうデスカ?しろがねさんのドレス、私にも似合うと思いマスカ?」
平馬が涼子の結婚攻撃でタジタジになっているのを他人事のようにニヤニヤと見物していた勝はいきなり同じような話をリーゼに振られて動揺する。
「う、うん。リーゼは似合うよ、きっと…それにしても先輩たち遅いねぇ」
「お、ポラもきれいにくっきりしてきた、とさてさて…ホレ、一筆書こうぜ」
と、平馬はテーブルの上のペンを涼子に手渡した。
「あ、うん」
勝と平馬は上手に誘導して耳の痛い結婚話を打ち切ることができたと胸を撫で下ろした。


出席者の手元にはそれぞれ入り口で撮影されたポラロイド写真。それに一言ずつお祝いを書き込んで記念にするのはどこの二次会でもよく見かける。
それとはもう一枚手渡された紙っぺら。それには
『無記名で結構です。あなただけが知っている、本日の主役ふたりのラブエピソード、目撃談、暴露話、をお書きください。後で抽選の上、発表させていただきます。』
の文字。
「おもしれーじゃん」
平馬はニヤリと笑うと躊躇うことなく、その紙にサラサラと何やらを書き始めた。それを見て勝は目を丸くする。
「へーま、何書いてるの?まずいよ……うわ、そんなに事細かく書いちゃって…」
「いーのいーの。もう時効だよ。無記名だし、鳴海先輩んちで潰れて泊まったのはオレたちだけじゃねぇしさ」
その言葉にリーゼと涼子も平馬の手元を覗き込んで、その内容に顔を赤くした。


「え、マジ…?」
「勝サンたち…そんなの見たんデスカ?」
彼女たちは自分達の彼氏の覗き見の事実にちょっと引いている模様。
「隣で始めちゃったんだぜ?見たくて見たってわけじゃねぇよなァ、勝」
「う、うん。見えちゃったんだ。不可抗力だよ、ね、へーま」
本当は違う。積極的に覗いたのだから。でも、彼女の前ではそういうことにしておこう。
ふたりは顔を見交わして、
「しろがねさん、気の毒…」
と囁き合った。
「大丈夫だって。抽選って言ってたじゃん。当たんないさ、こんなにたくさん人いんだもん。よ、これでよし、と」
平馬はヘラヘラと笑って回ってきた箱の中に四つ折にした紙切れをぽいと入れた。
「あああ、知らないよ、僕」
「知らないも何も、おまえも一緒に見たじゃんか。それにこの話以上の暴露話なんてないぜ?へーきへーき。誰が書いたかなんて特定できねぇって」
「そうかなァ…」
意外と簡単に消去法で特定できちゃうんじゃない?
だから勝は自分の用紙には、『誰が書いたのか分かるような符号』をさりげなく入れて、先輩たちの逆鱗が自分には触れないような策を講じた。勝がそれを箱に投じた時、ようやくこの会の主役達が登場した。







二次会は
「折角の二次会の席で悪いとは思うが、オレには酒を注ぎに来るな!披露宴で一生分飲んだ!気持ちだけ、ありがたく受け取るから」
という鳴海の挨拶で始まった。
当然、二次会から参加組より湧き上がるブーイング。
散々、披露宴で鳴海に酒を飲まして満足している部活の連中も尻馬に乗って場を更に騒がしいものにしている。
「どうしても飲ませたいならオレと勝負しろ。オレに拳を当てたら飲んでやる」
そんな条件を後付したため、鳴海に酒を飲ませることもひとつのイベントとなり、挑戦者が現れる度に会場は血湧き肉踊った。
いまだに胃がでんぐり返っていて本調子ではないとは言え、流石は全国覇者、(そして絶対に飲みたくない事情があるために)連勝を重ねる鳴海だった。勿論、拳法部の悪友連中も参戦したが(素人さん相手には鳴海も拳を当てないで寸止め。けれど部の連中には容赦なし、まともに拳を当てるので会場は盛り上がる。)鳴海以上にアルコール浸り、中には卒業してから拳法を齧ってない奴もいて、そんなのに鳴海が負けるはずもない。特にしろがねとの不和の種を蒔いたスピーチをくれた奴には特大の拳を見舞ってやった。


「お、悪ぃ、強く当てちまったなァ」
そんなことを言いながら起き上がるのを手助けするフリをして
「あいつらにも言っとけ。今度余計なことを口走って、そのせいでオレがこの後しろがねとケンカするようなことになったら、てめーら、ここから五体満足では出られねぇってな。帰り際にどてっ腹に崩拳を一発ずつくれてやらァ」
とドスの利いた声で呟いた。
その甲斐あってか、拳法部の連中は二次会の間中、大人しく酒を飲むことに終始したという。
「な、これなら二次会は無事に済むぜ。もうあんな失態はしねぇから、な?」
身体を動かしてエンジンがかかってきたのか、笑顔でそう言う鳴海に返すしろがねの微笑みは暗い。鳴海が自分と付き合ってからも風俗に足を向けた理由が分からないことに対する蟠りが痞えているのだ。


「ちょっとゴメンなさい」
しろがねは席を立ち、トイレへと向かった。
トイレはまだ会が前半戦ということもあり、誰もいなかった。
しろがねは人気のないトイレでひとり、冷水に手を浸す。顔を上げて鏡を見ると奇妙な表情の自分がいた。どう見ても、晴れやかには笑っていない。晴れやかな場なのに。しろがねは水を止めると、大きな溜め息をついた。
「どうしよう…」
ナルミの気持ちを疑ってかかったことなどこれまで一度だってなかったから、苦しい想いを持て余してしまって仕方がない。楽しいはずのバカ騒ぎに少しも乗ることが出来ない。出るのは溜め息ばかり。


「なかなか戻ってこないと心配してきてみれば」
誰かがトイレのドアを開けながら、そうしろがねに声をかけた。
「どうしたの?花嫁さんがこんな暗い顔じゃァ盛り上がらないわよん?」
しろがねは項垂れていた首を持ち上げて、間近に立っている人物を見、
「ヴィルマ」
と彼女の名前を溜め息と一緒に吐き出した。
ヴィルマはしろがねの高校時代からの友人だ。今日は仕事の都合上、二次会からの参加。しろがねの表情が少し弛む。
「ヴィルマ。来てくれてありがとう」
「本当は式から出てあげたかったんだけどね。それにしてもどうしたの、その辛気臭いカオ」


しろがねは披露宴に出ていなかったヴィルマのために詳しく自分を悩ませている事柄を話して聞かせた。自分と付き合ってからも鳴海が友達と風俗に通ってたこと、通ったことはもう不問だけれど何故鳴海は風俗に行ったのか、自分は鳴海を満足させてあげられない女なのか、それが解決しないということはこれからの鳴海が風俗に通う可能性が拭えないのではないか、通わないなら通わないでそれは鳴海に何らかの負担になるのではないか、と胸の苦しい痞えをしろがねはヴィルマにぶつけるようにして全部吐き出した。
「ふうん。それでそんなカオしてたんだ」
「だって…。何だか女としての自信…がなくなってしまったのですもの」
しろがねはしゅん、としている。ヴィルマはパンパン、としろがねの背中を叩いて「どうってことないわよ」と言った。
「らしくないわねぇ。普段みたいに偉そうにしていればいじゃない」
「どうってことない、って言われても…」
「ナルミのことだからどうせ断れなかったんでしょ?あいつの部の連中、性質悪そうだしさ。そうでなくっても男の下半身に理屈なんて求めらんないわよ。いいじゃない、二度と行かないって言ってんなら」
しろがねはまだ納得がいかないような顔をしている。ヴィルマは「手がかかるわねぇ。真面目なコは」と大袈裟に手を広げて首を横に振って見せた。


「傍から見れば一目瞭然なんだけどね、ナルミがアンタにベタ惚れなの」
その言葉にしろがねがピク、と反応する。
「そ、そう…?」
「一度や二度……ま、何度店に行ったかは知らないけどね、女として満足できない相手とこんなに早く結婚しようなんて考えないでしょうが。アンタとの付き合いでナルミが何に満足できなかったか、それを強いて挙げれば一緒に居る時間が足りなかったことなんじゃないの?」
「一緒に居る時間?」
休みの日は必ず一緒にいたのに。自分の時間は全部鳴海と共有してたはずなのに、としろがねは首を捻る。
「アンタは一人暮らしじゃなかったからね、そんなに頻繁にナルミの家に泊まったりはしなかったんでしょ?お父さんに内緒だって言ってたもんね。それに学内では恥ずかしがって傍には寄らなかったんでしょう?だからナルミはもっとアンタと一緒に過ごしたかったんじゃないの?もっとアンタを抱いて楽しみたかったんだと思うよ。見るからに精力の強そうな男だからね」


「そ…」
うなのかしら?
しろがねはボっと耳まで真っ赤にして俯いた。自分を抱けないから仕方無しに玄人さんで消化、というのなら……まだ許容できる、かもしれない。
「それでもアンタがナルミを満足させてあげてないんじゃないか、って気にするんならアンタはアンタでたまには趣向を凝らしたサービスでもナルミにしてあげたら?お店のおねーちゃんたちに負けないような」
「サービス、って?」
真面目に質問するしろがねのためにヴィルマは少し考えて
「そおねぇ、アンタが簡単にできるところでコスプレとかソフトSMとか」
と提案してみた。他には『Hビデオで様々な技を覚え磨く』というのもあるのだけれど、これは次の機会にしよう。
「え、すえむはちょっと…」
とたじろぐしろがねに
「そう?楽しいわよ?ハードなのでも。だったらコスプレなんていいじゃない。非日常的な気分になれるわよ?」
と勧めてみる。


「そんなの……ナルミは悦ぶものなの?」
しろがねは疑心暗鬼だ。
「男、てのはけっこう好きよぅ?騙されたと思って一度試してみなさいな」
「でもそれがないとダメ、になられても困る」
「だから、特別な日限定、にすればいいのよ。ようはメリハリよメリハリ」
「でも、どんな格好をすれば…」
「何でもいいのよ。『いつもと違う格好』なら。それこそ裸エプロンでもいいし、全身黒タイツでもいいし」
「全身黒タイツ?」
「ほら、パーティーグッズ売り場なんかにあるでしょ。モ●モジくんの全身スーツ。あれをね裸の上に着てね、ナルミに『必要なとこだけ』鋏でくり貫いてもらってね。ビジュアル的にかなりHよ。ナルミは絶対に鼻血を吹くわ」
ヴィルマの言う通りのものを頭に思い描いてみたらけっこうものすごい絵面だったので
「わ、分かりました。もういいです」
と手を振った。そして、しろがねはヴィルマと目を見交わしてにこりと笑う。
「ようやく明るく笑えたわね。暗い花嫁さんなんて幸せになれないわよ?」
「ありがとう。ヴィルマの軽口のおかげで気が楽になった」
「幸せになんなさい。ナルミがアンタに満足してない、なんてこと在り得ないから。心配しないで」
「うん」
ふたりは肩を抱き合って、仲良くトイレを後にした。







「長ぇトイレだったな。どうした?どっか具合悪ぃのか?」
鳴海が心配そうに身を屈めてしろがねを見遣る。頭を撫でたり、額に手を当てたり。
いつも通りのナルミ。いつも通りのナルミにちゃんと見える。
「何でもないの、ありがとう」
自分の仕出かしてしまったことで元気がなくなっていたしろがねが、にっこりと元通りに笑ってくれたので鳴海はホッと安堵の息を漏らした。
「疲れたんなら無理すんなよ?少し休んでも…」
「平気よ。心配性なんだから」
「うん…」
顔をキスが出来そうなくらいに近づけて会話して、衆人観衆が山のようにいることが念頭から外れたふたりに
「よ、熱いね!」
とたくさんのひやかしの声が飛ぶ。顔を真っ赤にしながら自分を抱き寄せて
「いーだろ、オレんだ!」
と開き直って叫び返す鳴海に、私って何をくだらないことで悩んでいたんだろう?、と自分が自分で可笑しくてたまらなかった。







その後のしろがねは純粋にどんちゃん騒ぎを余裕を持って楽しめた。
平馬の暴露トークが読み上げられるまでは。







『自分が鳴海先輩の家の飲み会で潰れて泊まったとき、ふたりが隣の部屋でセックスをしているところを友人と一緒に目撃しました。』の一文が司会者から読み上げられたとき、鳴海は口にしていたウーロン茶を噴き出し、しろがねは両手で茹で上がる顔を押さえたまま動かなくなってしまった。勿論、会場は大きくどよめいた後に今宵一番の盛り上がりを見せたことは言うまでもない。
「ばか!へーま!しっかり読まれてるじゃないか!」
「あ、あれ?絶対読まれないと思ってたのに!」
会場の盛り上がりに不釣合いなくらいにうろたえる勝と平馬。
『少し声が漏れ聞こえてきたので好奇心から覗いてみたら、ふたりがしっかりと抱き合ってディープキスを交わしているのを…』
「うわー!それ以上読むなっ!」
鳴海が立ち上がり、司会者の手から紙切れを取り上げようとするのを拳法部連中が総出で押さえ込む。


「そんな面白いものは早く読め!」
「大声の早口で読み上げろ!」
「オレたちの犠牲を無駄にするな!」
鳴海は人間ピラミッドの最下層で押し潰された格好となり、数分間の猶予が会場の人間に与えられた。そしてその間にふたりの濃厚なラブシーンの描写が詳らかにたっぷりと展開されたのだ。
(→詳細は『Silent Movie.』もしくは『Backstage.』にて。)
「ふんぬ      っ!!!」
「わあっ!猛獣が野放しになったぞっ!」
鳴海は自分の上に圧し掛かる拳法部員を投げ散らかし、ドカドカと司会者の元に歩み寄り全て読み上げられてしまった紙切れをその手からふんだくると受付へと取って返した。どうやら芳名帳で筆跡をチェックしているらしい。

「そっか……芳名帳、ってモンがあったね……」
「意外と冷静な判断も地道な作業もできるんだね、鳴海先輩…。でもこんだけの人数の筆跡をチェックするのは流石に時間が…」
かかると踏んだのに。
鳴海はものすごい勢いでバラバラと芳名帳をめくり、何箇所かを点検しただけで真っ直ぐに平馬に向かってやってきた。目が尖った三角だ。
「オレんちに泊まった『鳴海先輩』って呼ぶヤツって段階で犯人は絞られるっつーの!バカタレ!」
デスクワークなんて絶対に向かないと思ってたのにな。
平馬は力なく笑った。


平馬の脳天には大きなコブができた。
一緒に覗き見をしたことがあっさりとバレた勝の脳天にも同様に。


その間、しろがねは恥ずかしくて恥ずかしくて顔が上げられなかったという。『犬猿の仲』の演技で隠していた筈のふたりの関係がどうして皆の知るところになったのかについては今でも疑問に思ってはいたことで、それが氷解したことは歓迎すべきことなのだが、そんなこと一生分からないでもいいから今のこの状況をどうにかして欲しい、しろがねはそう思わずにいられなかった。







二次会の最後のお見送り。
しろがねは目一杯ワイン以外のアルコールを飲んで、酔い潰れて、先の鳴海みたいにこの作業を免除してもらえばよかったと後悔した。
披露宴は私ひとりでやったんだから。
二次会のは鳴海ひとりでやってもらえばよかったのに、と。
「おめでとう」
「お幸せに」
そう言って握手してくれる皆の視線が何だか恥ずかしくって、やっぱり真っ赤な顔で俯いたまま、新居の住所入りのお菓子を配るしかできなかったしろがねなのだった。



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