忍者ブログ
『からくりサーカス』鳴しろSS置き場です。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

鳴海の軽井沢生還ベースのパラレルです。





夏恋花





Shirogane’s viewpoint.


「おねーさん、ひとり?」
「良かったらオレ達と一緒に回らない?」


またか、としろがねはウンザリした。
断っても断っても誘われる。毎回、違う相手だから一からまた同じことを言わないといけない。メンドクサイの一言だ。


サーカスの皆と来たお祭りで、屋台を見て回っている内に逸れてしまった。皆んなと回っていても、少し距離が開くと話しかけられた。ひとりになったら尚更だ。これまでだってひとりで出掛けるとちょくちょく声を掛けられたけれど、今日はその頻度が酷い。
知らない人間と一緒に回って何が面白いというのだろう。お祭りは好きな人と一緒だから、楽しさが倍増するのだろうに。


「私には連れがいる。悪いが他を当たってくれ」
「どこに?ひとりぼっちじゃん?」
「ホントは誘われ待ちでしょー?」
「合流するところだ」
「そう言わずにさぁ」
「良かったらドライブ行こうよ」
「結構だ」
「おい、どうかしたか?」


背後から低くて太い声が飛んだ。祭囃子と賑やかな雑踏の中でも良く通る声だ。しろがねの隣に並び立つ、大きな人影。
「ああ、カトウ…」
艶々した黒い瞳が心配そうに見下ろして、好戦的な光を湛えて前方を見据える。知らず、しろがねはホッと息を吐いた。


「何だ、おま…」
え、と言いたかったのだろうが、言葉は即呑み込まれた。上背もさることながら、そのガタイの良さ、剥き出しの二の腕の太さ、そしてナンパ野郎共を見下ろしてくる目付きの悪さ、多対一でも勝鬨を上げるのはこの男の方だろうという明らかさ。
男達は睨まれただけで、ジリ、と後退した。
「いや、何でもない。行こう」
しろがねはクルと踵を返してスタスタと歩き出した。





Narumi’s viewpoint.


鳴海がバイトを終えて直行したのはとある神社の夜祭りだった。都内屈指の大きな神社には、長い参道や広い境内、敷地を囲む道路に屋台が犇く。
今夜は花火も打ち上がり、仲町サーカスの面々が遊びに行くと前々から聞いていたので駆け付けた次第だ。
参道を進みながら、キョロキョロと視線を巡らせる。
「連中と遊んでやらにゃあなぁ」
子供組を楽しませてやろうという思惑はもちろんあるけれど、鳴海がバイトを早目に切り上げて懸命に到着時間を最小限に留めたのは単に浴衣姿のしろがねが見たいからだ。今だって探しているのはあの特徴的な銀色だ。もっとも、それを対外的に認めることは絶対にないけれども。


「お、いたいた」
遠目にでもすぐに分かる銀色の後頭部。紺色の浴衣と、衣紋からスッと伸びる細い首の白さのコントラストが何とも言えない。
「あれ…?アイツひとりか?勝は……はあ、またかい」
しろがねはふたり組の野郎に絡まれていた。お約束中のお約束だ。しろがねのウンザリした顔に、祭りに来てからどれだけナンパされまくったかが見て取れる。
片や、ナンパ野郎共の顔、しろがねにロクでもないことをする気満々だ。
「ふざけんなよなぁ。オレだってしてねーってのに」
ゴキリ、ゴキリと指関節やら首の骨を鳴らしながらゆっくりと近付いた。


「おい、どうかしたか?」
と声を掛けてから相手が戦意喪失するまでは秒だった。本当にしろがねが欲しいならば自分に勝負を挑めばいいのに、大抵は大人しく退散する。こういう輩には、どこかでしろがねを見かけても二度と声を掛ける気を失くすくらいに威嚇せねばならない。
しろがねも、こんな連中を去なすことなどお茶の子だろうけど、今はあるるかん不携帯だし、こんな場所で大立ち回りをしたらサーカスに迷惑も掛かる。
こいつも大人になったよなぁ、なんて思う。出逢った頃のしろがねだったら、敵判定したら即倍返しの実力行使に出ている。
「いや、何でもない。行こう」
「そうか、それならいいけどよ」
鳴海はしろがねの後ろを守りつつ、ナンパ野郎共に中指を突き立てて見せた。




 
Shirogane’s viewpoint.


「バイト、終わったのだな」
「おう。祭りに行くって聞いてたからな。帰りに寄ってみた」
「来てくれて助かった。ありがとう」
しろがねは、安堵して礼を述べる表情を鳴海に見られたくなくて、顔の下半分を団扇で隠した。
「何だ、皆んなとはぐれたのか」
「はぐれて、逆方向に歩いて来てしまった。お坊っちゃま達の元に向かってるところだったのだが…今日はいつにも増して煩くて」
むう、と眉間に皺を寄せて気難しい顔をしたのを鳴海に笑われる。


「ま、浴衣着てるからな。誘蛾灯に蛾が寄って来た、って文句言ってるよーなモンだぜ、ソレ」
「浴衣着てるから?それがどうかしたか?」
鳴海の言ってる意味がよく分からない。普段と違うものを着たから何だと言うのか。サーカス衣装の方が目を引くじゃないか、なんて思う。
「だって浴衣姿、問答無用にキレーだしな。良く似合ってるぜ?」
「キレ…」
鳴海は時に、しれっと褒め言葉をブン投げて来る。言葉のキャッチボールを学び始めたばかりのしろがねにしてみたら、どストレートの豪速球なんて受け取り方が分からない。手も出ない。
団扇で隠す顔の面積が増えた。


以前、ヴィルマが
「褒め言葉を嬉しく思うのは、自分がそいつを意識してるからよ」
と言っていた。
「どーでもいー男に何言われたってどーでもいーじゃない?鬱陶しいだけでさ。下手したら聞いてもいないわよ」
確かにそうだ。この手の分野においては密かに、ヴィルマの言葉がしろがねのテキストだったりする。なるほど、と思う度にデッカイ目から銀色のウロコがポロポロ落ちる。
「意識してるから、その褒め言葉に何か意味があるんじゃないか、なんて勘繰りしちゃうのよ。『私のことを好きだから褒めてくれてるんじゃ』…なんて、ね」


褒め言葉が嬉しいのは、その人のことが気になるから。
ドキドキする心臓を呼吸を止めることで落ち着かせながら、勝に浴衣姿を褒められて真っ赤になっていたリーゼを思い出す。
気になる、と言うのは、好き、ってこと。
その褒め言葉の裏を考えるのは、その人も自分を好きでいてくれたら、と願うから。
要するに、しろがねは鳴海が好きで、鳴海も自分と同じ気持ちを持っていて欲しい、てことだ。
でも、褒め言葉を口にした、当の鳴海は無邪気で気負っている風でもなくて、言葉の裏なんて全くなさそうだ。ふ、と溜息で呼吸を再開する。


「ほれ」
目の前にぶっとい腕が差し出された。何が、ほれ、なのかも良く分からない。鳴海の言動は、解釈が結構難しい。
「何だ」
とまん丸い瞳を向けると、察しが悪いなぁといった顔をされた。
「腕に掴まってろよ。男がいるんだってアピールしときゃ、五月蝿ぇ連中も寄って来ねぇだろ?」
ほれ、とまた肘が振られる。
「そ、それも…そうだな」
しろがねはポーカーフェイスを心掛けつつ、団扇を帯の結び目に刺し入れた。そして、鳴海の左肘に手を掛けた。


「勝達、こっちか?」
鳴海の人差し指が差す方向をチラッと見て、こくん、と肯く。
緊張しきっているせいか、指先が冷たい。鳴海の腕が熱い。硬い腕にどれくらいの力で応えればいいのか、どれくらい寄り添っていいのか、分からない。視線がどうしても鳴海の胸元から上に上がらず、繰り出す爪先を見てしまう。
ふと、鳴海の歩幅が妙に狭いこと、下駄履きのしろがねに合わせてゆっくり歩いてくれていることに気付く。
カトウは誰にでもやさしい。
私だけじゃないから。
カラコロと鳴る駒下駄の音が雑踏にもヤケに響いた。





Narumi’s viewpoint.


紺地に白で抜かれた大振りの麻の葉模様の浴衣。サーカス女性陣は商店街の和装古着屋で浴衣を買い揃えたそうなので、すれ違う他の浴衣姿の女子達と比べてかなり古臭くて地味な印象を受ける。薄紫の半幅帯と銀鼠色の帯紐の色味もかなり落ち着いている。
でも、古典柄のそれに身を包んだしろがねはとてもクールで凛としていた。彼女にとても似合っている。それでいてハッカ飴みたいな、ヒヤッとした甘さもそこはかとなく感じられて、艶っぽい。
実に、いいモン見られた。結局、鳴海はしろがねだったら何でもいいのかもしれない。


こんな色っぽいモノが単品でフラフラしていたら、そりゃ声も掛けられるだろう。自明の理だ。だから
「ま、浴衣着てるからな。誘蛾灯に蛾が寄って来た、って文句言ってるよーなモンだぜ、ソレ」
と言ったら
「浴衣着てるから?それがどうかしたか?」
と返って来た。如何せん、しろがねという女は自分が美人だという自覚がカケラもないから、時にこうして話が噛み合わない。
「だって浴衣姿、問答無用にキレーだしな。良く似合ってるぜ?」
と言ったら、顔を背けられた。聞こえなかったのか、聞こえているけど聞こえないフリをしているか、どちらかだろう。


以前、ヴィルマが
「褒め言葉を嬉しく思うのは、自分がそいつを意識してるからよ」
と言っていた。
「どーでもいー男に何言われたってどーでもいーじゃない?鬱陶しいだけでさ。下手したら聞いてもいないわよ」
その時のしろがねはコメントすることはなかったけれど真面目な顔で聞いていた。鳴海自身、なるほどな、と思った。
浴衣姿のしろがねがキレイなのも似合っているのも事実だ。十人並みの相手に「似合う」はともかく「キレイ」と言ったら嘘になるかもしれない。その点、しろがねは楽だ。鳴海は嘘が嫌いなのだ。
「男もさ、自分の褒め言葉の効果があるのかないのか、見極める目を持たないとさ。意識もしてない相手に美辞麗句並べたって、そんなんただの道化よね」
効果、無さそうだなぁ。
しろがねは硬い表情で俯いている。


「ほれ」
軽く曲げた腕を差し出すと「何だ」と丸い目を向けられた。全くもって察しが悪い。
「腕に掴まってろよ。男がいるんだってアピールしときゃ、五月蝿ぇ連中も寄って来ねぇだろ?」
皆まで言わせないで欲しい。惚れた女と近付ける大義名分という名の口実なのだから。
「それもそうだな」
しろがねは相変わらずのポーカーフェイスで鳴海の腕に手を掛けた。涼やかな佇まいに似つかわしい、とても冷えた手。ひとりで興奮して、勝手に緊張して、抗えぬ熱が身体の底から湧く。
「…全く仕方ねぇな」
「何か言ったか?」
「ん?ああ、勝達こっちか?」
嘘は嫌い。でも、誤魔化すことは上手くなっている気がした。





Shirogane’s viewpoint.


「しろがね」
名前を呼ばれて
「な、なんだ、カトウ」
ワタワタと返事をする。すると
「ナルミ、にしとけよ。今はカレシカノジョの体なんだからさ」
と言われた。
「名前を?」
「名前呼ぶくらいどってコトねーだろ?」
簡単に言ってくれる。鳴海は初めて会った時から「しろがね」だから気にならないのかもしれないが、名字と名前、どちらを呼ぶかは大きな違いがある。これまで「カトウ」だったものが「ナルミ」、何だか気恥ずかしい。
でも、意識している、とバレることはもっと気恥ずかしいだろう。


「じゃ…その…な、ナルミ…」
「おう、何だ?」
「何を言おうとしていたのか…忘れた…」
言おうとしていたことなんてない。「ナルミ」と発語するので頭の中は真っ白だ。
「何か買うか」
「え?」
「せっかく屋台の前歩いてんだしさ。オレ、バイト上がって直行だから、魅力的でよ。しろがね、何食いたい?奢るから」
「いや、自分の分は自分で」
「今のおまえはオレのカノジョなんだからさ、遠慮はダメだろ」
と言われてしまったので、ラムネを買って貰う。
「食いもんは?」
「その…帯で締められて、あまり食べたい気持ちにならないのだ」
それに、どうにも喉が渇いて食べ物より飲み物を欲している。


「な…ナルミのを少しお裾分けしてもらえたら、それで」
「女物の浴衣ってのは難儀だなぁ」
鳴海は左腕にしろがねをくっ付けたままタコ焼きを頬張っている。たまたま顔見知りのタコ焼き屋だったようで「今日は客で参加かよ」と言われてた。「カノジョ連れかよ、見せつけてくれるぜ」とも言われてた。
「かのじょ…か…」
傍から見たら、自分と鳴海は恋人同士なのだろうか。だとしたら、とても嬉しい。鳴海はこう見えてとてもモテるヒトだから、腕にくっ付いているだけで他が寄って来なくなるのなら、祭りでなくともくっ付いていたい。
「ひとつ食うか?」
口の前に、タコ焼きの刺さった竹串が突き出された。手ずから食べさせてくれるらしい。
「もうそんなに熱くねぇから一口で行けるぞ」
屈託の無い笑顔で勧めてくる。
私は今、ナルミのカノジョだから
しろがねは思い切ってタコ焼きに齧り付いた。





Narumi’s viewpoint.


世の中には『咀嚼マニア』というジャンルがあるらしい。食す時のもぐもぐと動く口の動きのフェチだとか。
鳴海は別段、そんなフェチ持ちではないけれど、事しろがねとなると話は違う。キレイな唇が大きく開き、タコ焼きを咥える、そして噛む、その一連の動きがスローモーションのように見えた。
「ちっくしょ、うまそーだなぁ…」
思わず本音が漏れた。


「どれが?今度は私が奢るぞ?カノジョだからってカレシに奢られてばかりってモノでもないだろう?」
「美味そうなのは屋台じゃねぇの」
鳴海の視線はしろがねの唇に落ちる。
「マヨネーズと削り節を貼ったツヤツヤの口なんて、食いたくなるだろ」
「え?」
しろがねは舌を伸ばし唇を舐める寸前で、ふと何かを思い付いた顔をして
「そうだな…食べてもいいぞ?」
と挑発的な瞳で見上げて来た。
「今の…ナルミは私のカレシの体だろう?その方が恋人らしくないか?」
ぞくっと来た。来たけどグッと我慢して、首に掛けているタオルで口元をグイグイと拭いてやった。
「カレシの『体』じゃなきゃな。直に食ってんだけど」
逃げた自覚は大アリだ。でも、演技ででも食べてしまっては後に引けなくなる自覚もある。あくまでも今は『恋人ごっこ』なのだから。
「どこ行ってたのよぅ、しろがね……って、あらん?」


子ども達を引き連れたヴィルマと鉢合わせになった。腕を組んでいる鳴海としろがねを見て、ニマッとした顔になる。
鳴海は何か言われる前に
「違ぇよ」
と否定した。
「おまえが茶化してぇ『実は』ってのはねぇよ。オレはしろがねの虫除けになってただけよ」
す、と腕を抜く。左側が空っぽになって、ただ立つだけのバランスも上手く取れない気がする。
「鳴海兄ちゃん、やっと来た!ノリさん達が場所取りしてくれてるんだ」
「おう、待たせたな、勝。んじゃ行くか、おまえ達」
鳴海は子ども達と一緒に歩き出した。
人波は一方通行、もうじき花火が始まる。


「カ……ナルミ!」
しろがねに呼ばれて振り向いた。
「おまえと恋人やっていた時間、わ…悪くなかったぞ」
あのしろがねが、頬を染めてはにかんだ笑みを浮かべている。淡い淡い微笑みだけれど、他の誰も分からないかもしれないけれど、鳴海には分かる。
それに呼び名は「ナルミ」のまま。
「ははっ、そっか」
腹の内側から擽ったい心地が込み上げて、鳴海は明るく笑った。




Shirogane’s viewpoint.


「あらあら、あんなに嬉しそうな顔しちゃって。アンタ達、何かあったの?」
「いや…何も。ナルミは虫除けになってくれただけだ」
あれはカノジョのフリをしていただけ、今度はいつ、その機会が巡って来るだろうか。手の平に残る硬い腕の感触が次第に消えていくのが名残惜しい。
そこに
「お嬢さん達、ふたり?良かったらオレ達と」
と新たなナンパ師が現れた。鳴海の虫除け効果が絶大だったことを知る。
「ちょっとナルミー」
今度はヴィルマが大声で鳴海を呼び止めた。カラコロと下駄を鳴らして鳴海の傍らに駆け寄ると
「虫除けがいなくなった途端、花に虫が寄って来たわよ?」
と耳打ちした。しろがねがしつこい連中を纏わり付かせながらやって来る。またかよ、とイラとする。
「オレのツレに何か」
と険しい目付きで一声掛けただけで「な何でもありません」と男達は退散した。


「やっぱ効果テキメンねー。今夜のところはあたしが子守りしてあげるからさ。アンタは花守りしてやんな」
「ヴィルマ、私はそんな」
「ナルミが離れて寒そうな顔したクセに。ヴィルマ様にはお見通しなのよん?」
「そ…」
鳴海の前で図星を突かれて、顔を上げることが出来ない。
「ほら、お役目任せた任せた。さ、キッズ達?これからナルミとしろがねは正念場だから、ふたりの時間を持たせてあげようか」
勝を筆頭に「頑張ってね、ふたりとも!」の激励が飛ぶ。


「おいヴィルマ、何を勝手なコト」
「アンタが本気でカレシやりゃいー話でしょが。この意気地無し。マヨネーズ付いてなくても食べればいいでしょが」
「てめー…聞いてやがったな」
今度は鳴海の顔面に火が付く。
「花火終わっても進展がなかったらナイフ刺すからね。さー皆んな、行こ行こ」
置き去りにされた鳴海としろがねは呆然と立ち尽した。





Narumi&Shirogane’s viewpoint.


参道に立ち尽くし、人の流れを塞き止める自分達は邪魔だ。特に鳴海はデカイので余計だ。
鳴海は無言で腕を差し出す。しろがねは黙ってその腕に手を掛けた。互いの視線の先には想い人、世界がきゅうと狭くなる。
「そんじゃあ…行きますか」
「うん…」


どどん、と夜空に花火が上がった。
ふたりは人波とは逆に歩き出す。
今はまだぎこちないけれど、花火が終わった頃にはきっと。



End
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
ブログ内検索

PR
Template by Emile*Emilie
忍者ブログ [PR]