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『からくりサーカス』鳴しろSS置き場です。
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原作にそったパロディですが

藤田先生のツイッターでの後付け設定である
「鳴海と勝は二度と会わない」
「逆転治療により『しろがね』は徐々に人間に戻る」、
この2点を踏まえていないSS、

またはスピンアウト気味のSSです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 (可愛い顔のゴスロリ・オートマータ登場)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Candy Talk .

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『こんにちはあ、コロンビーヌでえす。

アタシは恋愛に興味のあるオートマータなので人間の生の声に興味があるわけでぇ、そこで!

今日は、仲町サーカスに縁の深い3人の女性に集まっていただきました。自己紹介をどーぞ!』

 

「タランダ・リーゼロッテ・橘でス。サーカスで猛獣使いをやってマス」

「生方涼子です。得意なのは高綱です」

「加藤(旧姓才賀)しろがねです。

以前は仲町さんのところにいましたが、現在は世界中をサーカスをしながら旅して回ってます」

 

 

 

 

 

『ええと、それでは対談形式で皆さんの赤裸々なプライベートを語っていただきたいと思いまーす!

まずはみなさん、今おいくつ?』

 

「21歳デス」

「19歳」

「私も…19歳です」

『世界の危機から7年経っているのに、エレオノール様、さっすがー』

「私が一番年上なんですネ…頭では理解していまシタが…」

「しろがねさんと同い年かあ…全然変わらないもんね」

(感慨深げなふたり)

 

 

 

 

 

『それではみなさん、お相手を紹介してくださいねえ。それじゃリーゼさんから』

 

「えっと、才賀勝サンでス。今は世界中を放浪していテ今はどこにいるか分かりまセン…。

電波の届かないところにいマス」

「阿紫花平馬。一緒にサーカスやってます」

「加藤鳴海です。現在は結婚して、ふたりで旅暮らしです」

 

 

 

 

 

『みなさん、他の方のお相手の印象はどうですぅ?まずはマサルちゃんについて』

 

「お坊ちゃまはお優しくて、何事にも一生懸命で、どんなことからも逃げない強さをお持ちになって

(長いので以下割愛)」

「勝はとにかくライバル。どんなことにだって負けたくなかったなあ。でも根はまっすぐでいいヤツ」

 

『次に平馬くんについて。彼のことはアタシ、知らないんだけど』

 

「勝お坊ちゃまのいいお友達のようで、その存在は私にとっても嬉しいです」

「とてもやさしい人デスよ。いつもつっぱっているような顔をしてマスけど」

 

『それじゃ、最後にナルミについて』

 

「初めて仲町サーカスに来た時はとにかく無愛想で暗くって無口で態度がデカくて、すごく変な人だと思った」

「す、すみません…」

(しろがね、何故か謝る)

「すぐにしろがねサンのこと怒ったリ、睨んだリして…傍で見てても怖かったデスね」

「すみません…」

(しろがね、何故か謝る。二回目)

「それなのに、宇宙に行かないとなった途端に…180度キャラ変わったよね?私、別人かと思った」

「私もデス」

「はあ…」

(しろがね、赤くなって俯く)

 

 

 

 

 

『エレオノール様、顔を上げてくださいねぇ。さあ、さくさく行きましょう!

続きましてはご本人の相手の第一印象について。

リーゼさん、どうぞ』

 

「勝サンは初対面の私のためにトテモ一生懸命になってくれテ、とてもやさしくテ、この人が見ていテくれるのナラ

(長いので以下省略)」

「第一印象はただのやんちゃなガキって感じで特に何にも思わなかった」

 

『エレオノール様は?』

 

「胡散臭くて、おせっかいで、力自慢のバカな男」

「そ、そうなんデスか?」

「今、あんなにラブラブなのに?」

『恋愛小説でもふたりの出会いはサイアクなパターンは多いわよ?』

(コロンビーヌどこやらから大量の恋愛小説を持ち出す。しばらく全員で黙々と小説【中にエッチな描写有り】を読み耽る)

 

 

 

 

 

『はっ、こんなことしている場合じゃないわね。本題に戻りましょう。

みなさん、いつからお相手を好きになりましたか?』

 

「私は、ほとんど一目惚れに近いデス」

(リーゼ、頬を赤らめる)

「私は…リーゼを宇宙に行っちゃう勝のところに連れてったのを見たとき、かな?

自分もリーゼのことがずっと好きだったのにリーゼのために諦めたのが潔くていいなあなんて。

でもまだ、そのときは子供だったから、それが好きって感情だと知ったのはもう少ししてから」

「ヘーマサン、私のことが好きだっタんデスカ?」

「そうよう。やっぱり気がついてなかった?アイツも報われないわねぇ」

「私は初めて会った次の日に、彼に冗談を言われたとき、です」

『ナルミ、何て言ったんですか?』

「『おまえはオレの女になる』」

「うっわー、すごい濃い冗談…それってどういうシチュエーションで?」

「罠に落ちて、彼が起こしたゾナハ病の発作を治めるのに私を笑わせようとして…」

「ナルミサンも咄嗟によくそんな言葉が出まシタね。ほとんど告白じゃないデスか?」

「それで発作は治まったの?」

「はい」

「そんなに前からふたりはラブラブだったんだ…」

「え?そうなんですか?そう、だったのか…」

(しろがね、何だか嬉しそう)

「「……」」

 

 

 

 

 

『お話、まとまりましたか?じゃ、ちょっと刺激を加えましょー!ファーストキスはいつですか?』

 

「ハーレクインとの戦いの後、告白されたとき」

(しろがね、特に恥ずかしいという感覚はなし)

「私は中3の時にふたりで公園にいて何となく。それからかな、ちゃんと付き合うようになったのは』

(涼子、テレ気味)

「私は勝サンが日本を発つ時の前の晩デス」

「え?それまで何にもなかったの?てっきりずっと付き合ってるもんだとばっかり」

「付き合ってはいまシタが…プラトニックだったものデスカラ…」

(リーゼ、赤くなって下を向く。しろがね、感慨深げ)

 

 

 

 

 

『盛り上がってきましたネ!それでは続いて初Hはいつですか?』

 

「「「……」」」

『じゃあ、シメイしまーすっ!涼子ちゃん、はい』

「…付き合って3ヶ月経ったころ…」

『どこで?』

「え?あの…ちょうど黒賀村で興行があったから平馬の実家で…」

「ああ、それデ…毎晩、いつ目が覚めてもいないカラ、どこに行ったのかなっテ不思議だったんデスよ」

 

『中3で初Hですか?結構、早いですね?最近の子はみんなそうなのかなぁ?

じゃ、次はエレオノール様』

 

「ボードヌイ・ロケット発射場で、歌を歌い終わった後…私の部屋で…」

「ホントに?あの後も、仲町さんたちが運び込まれたりしてけっこうガチャガチャしてたでしょ?」

「その時もしろがねサンたちいましたよネ?」

「…着替えに行ったとき、ちょっとだけ時間があったから…」

(さすがにバツが悪いのか、しろがね赤くなって下を向く)

「仕方ないよね。それまでがそれまでだったから…」

「はあ…」

「仲町サーカスにいタ時にはそういうことなかったんデスか?」

「ないと思います」

 

『みなさん、サイト内のお話はカウントしないでね。次はリーゼさん』

 

「勝サンが日本を発つ前の晩、成田のホテルでデス」

「じゃ、まだ…一回しかしてないんだ…」

「はい、そうデス…」

(リーゼ、とても淋しそう)

 

 

 

 

 

『オートマータのアタシも何だか歯車が早く回りだしたカンジがしまーす。

じゃ、みなさん、だいたい、どれくらいのペースでしてるの?

まずはエレオノール様から』

 

(涼子、興味津々の様子。リーゼも身体を乗り出す)

「ペース?」

(しろがね、質問の意味が分からない様子)

「えーと、週何回ってHするかってコトよ」

「毎晩」

「「毎晩?!」」

(リーゼと涼子、合唱)

「え?あれって毎晩するものじゃないのですか?一緒に布団に入る時は睡眠前に必ずするものなのでは…」

(しろがね、自分の発言にふたりが驚いている理由が分からない)

「で?一晩に何回するの?」

(涼子、瞳が輝いている)

「回数は数えていないので…」

「え?一回じゃすまないってコト?」

「え?数えられないくらいデスカ?」

(リーゼと涼子、質問がほぼ同時。開いた口が塞がらない様子)

「少なくて2,3回」

「それを毎晩デスカ?」

「毎晩するだけでもすごいのに…」

「移動日とかありますから、正確には毎晩、というわけでは…」

(しろがね、『毎晩』がいけなかったのかと思い訂正を試みるが効果はない様子)

「鳴海さん…タフ…確かに見るからにいかにも絶倫な感じはするけど…」

「はあ…すみません…」

(しろがね、赤くなって何故か謝る。3回目)

「いいなあ、うちなんて最近おざなりだし。ペースなんて決まってないよ。集団生活だからなあ」

(涼子、うらやましい様子)

「いいデスよ、まだリョーコさんは。私なんて」

(リーゼ、うつむく)

「あ、ごめんね…」

「まったくもう、お坊ちゃまにも困ったものですね」

「大丈夫デス。頑張って待ちマス」

(リーゼ、健気に顔を上げる)

 

 

 

 

『ではお相手に何か不満はありますか?エレオノール様から』

 

「ありません」

(しろがね、きっぱり)

「す、すご…。しろがねさん、言い切っちゃうんだ」

「はい。満足している、その一言に尽きます」

(しろがねの瞳に浮かぶキラキラした星に、涼子もリーゼも言葉なし)

『涼子ちゃんは?』

「うー…ん、最近ね、何だかね、浮気しているのかもって思う…」

「それはいけませんね」

「証拠でもつかんダんデスカ?」

「ううん、勘。何だか怪しいんだよね。メールチェックとか妙にコマメだし、携帯もコソコソやってるし…」

「「……」」

『ではリーゼさん』

「早く日本に帰って来テくだサイ」

「もう、その一言に尽きるよね」

「お坊ちゃまはいつになったら戻ってくるつもりなんでしょうねぇ」

「「「………」」」

 

 

 

 

 

『宴も酣ではございますが、そろそろ終わりのお時間となりました!最後にお相手に対して一言ずつ』

「ナルミ、愛してます」

「浮気してる証拠を掴んだら…覚えてなさいよ!でも、大好き」

「早く日本に帰って来テくだサイ。せめて電波の届クところにいテくだサイ。勝サンに会いたいデス」

『皆さん、お惚気ですね?長々とインタビューした割には、ひねりのないオチとなりました!

収拾がつかないので即行で終わりにしマース!See you!』

 

 

 

End

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